ThinkDesign では、実行したコマンドは「アンドゥ(元に戻す)」コマンドで実行前に戻すことができ、また、「リドゥ(やり直し)」コマンドで元に戻したコマンドをもう一度やり直すことができます。
これらのコマンドには、それぞれ、Ctrl + Z、Ctrl + Y のキーが割り当てられています。これは、Windows で一般的な設定なので、みなさまもよくご存じのことと思います。もちろん、ThinkDesign でも同じキーで利用することができます。
しかしそれとは別に、いくつかのコマンドでは、コマンドの中に アンドゥ と リドゥ があるのをご存じでしょうか?
ここで示した制御点による曲線コマンドでは、制御点の移動を元に戻したり、やり直したりすることができます。
この「コマンド内 アンドゥ と リドゥ」機能は、制御点による曲線コマンドなどの、コマンド内で細かな試行錯誤を行うようないくつかのコマンドに用意されています。
しかし残念ながら、このコマンド内の アンドゥ と リドゥ には、Ctrl + Z/Y のようなキーボードショートカットは用意されていません。特定のコマンドにしかない機能なので、しょうがないところでしょうか。
一方、T3Japan tools には、この「コマンド内 アンドゥ と リドゥ」の機能があります。
(「ショートカット」以下の項目はリボンからも実行できますが、基本的にはキーボードショートカットを割り当ててご使用ください。)
このコマンドは、次のコマンドに対応しています。
●曲線
制御点による曲線
結合(制御点モード)
フリーハンドカーブ
フリーハンド面上線
●曲面
曲面の制御点
形状ブレンド
●GSM
平面境界ボックス
3D境界ボックス
制御点の編集に対して用意されているケースが多いようですね。
曲線や曲面の編集機会が多い場合は、キーボードショートカットを設定して使用すると便利に使えるかもしれません。ご利用ください。
thinknews vol.827(2024年11月15日配信)
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