T3Japan tools トピック第20回: レイヤーの選択
- T3Japan
- 3月31日
- 読了時間: 2分
T3Japan tools をインストールすると、要素のプロパティページにいくつかボタンが追加されます。

これらはレイヤーを選択するためのボタンです。今回はこのボタンについて。
●「説明」ボタン
要素のプロパティでは、レイヤードロップダウンリストから要素のレイヤーを選択(変更)することができます。この時は、レイヤーの名前をリストから選択します。しかしレイヤーの名前として例えば単純に数字のみを使用していた場合など、名前(数字)だけでは何のレイヤーかよくわからないことがあります。

一方、レイヤーには「説明」欄があり、そのレイヤーについて詳しい説明を記述することができます。

「説明」ボタンでは、このレイヤーの説明からレイヤーを選択して、プロパティのレイヤー欄に名前(番号)を入力します。

●「レイヤー取得」ボタン
いくつかの要素のレイヤーを、他の要素のレイヤーに変更したいと思います。例えば、次のモデルの左の四角形のレイヤーを右の四角形のレイヤーに変更したいような場合です。

この時、右の要素のレイヤーは何だっけ???と思うことはありませんか?
このようなとき、標準機能では要素のコンテキストメニューから「要素からプロパティを取得」を選択して右の要素を選択すると、選択した要素のプロパティを一括してコピーすることができます。

しかしこの場合、レイヤーだけでなく、色や線幅など、すべてのプロパティがコピーされます。
これはこれで悪くないのですが、でも今回は、レイヤーだけ変えたいのです、、、
このような場合に、「レイヤー取得」ボタンを使います。このボタンを押して対象の要素を選択すると、その要素のレイヤーを取得して、プロパティのレイヤー欄に入力します。

●「レイヤータブ」ボタン
プロパティダイアログを開いているときには、モデル構造の表示をレイヤータブに切り替えることができません。(一度プロパティダイアログを閉じる必要があります。)しかしこのボタンを押すと、プロパティダイアログを閉じずにレイヤータブを表示します。

なお、表示はされますが、レイヤータブ内を操作することはできません。レイヤー情報の確認のみ行う、と言うことですね。
また、すでにレイヤータブが表示されている場合は何も起こりません。
以上3点、ご利用ください。
thinknews vol.837(2025年2月21日配信)
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