T3Japan tools トピック第25回: ミニダイアログへ値を入力
- T3Japan
- 8月29日
- 読了時間: 2分
ThinkDesign でモデリングするときには、ほぼ必ず、ミニダイアログへ値を入力します。

この時は、常にキーボードから値を入力します。
50 とか 60 とか、キリのよい値ならともかく、中途半端な値をしばしば入力する必要がある場合は、毎回入力が少し面倒かもししれません。そもそも「中途半端な値」は、数値をすべて覚えておけないでしょう。
このような時に、T3Japan tools では、よく使う値を登録して、ワンタッチでミニダイアログに入力することができるコマンドがあります。ミニダイアログへ値を入力 コマンドです。

コマンドを起動すると、デフォルトでは 10, 20,,, と言った当たり障りのない値が表示されます。

ダイアログに表示する値は、左下の「編集」ボタンで編集することができます。設定ファイルがテキストエディタに開くので、適宜編集します。

そして、再度コマンドを起動すると、設定した値が反映されます。

値を選択して「入力」ボタンをクリックすると、値を入力することができます。
なお、バージョン 2025 対応版からは、値のダブルクリックでも入力することができるようになりました。
値は現在のミニダイアログ(橙色にハイライトしている場所)に入力されます。
通常、キーボードで操作する際は、TAB または Shift+TAB で入力する場所を切り替えますが、このコマンドでは、ダイアログ中のボタンで同様の操作を行うことができます。

また、選択リストのOKボタン、再構築ボタンも、ダイアログ上からクリックすることができます。
つまり、このコマンドダイアログだけで、選択リストやミニダイアログの多くの操作を行うことができるのです。

特に、中途半端な値を入力することが多いお客様には、便利にご利用いただけると思います。
ぜひとも、ご利用ください。
thinknews vol.856(2025年7月18日配信)




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