第10回: キーボードショートカット その2

最終更新: 7月8日

前回は Windows の標準ショートカットキーと、画面操作/画面表示関連のショートカットキーをご紹介しました。今回はそれに引き続き、ちょっと便利なキーボードショートカットをさらにいくつかご紹介します。


●作図と要素の選択

作図や編集に関するショートカットでは、Delete キーで要素の削除を行うことができますが、その他に、

B:ミニダイアログの値をロック

が面白いでしょうか。

このショートカットは例えば、線を描くときに、フォーカスをミニダイアログの「角度」に合わせて使用すると、角度の値がロックされ、


マウスを動かすと、線の長さだけを変更することができるようになります。(フォーカスの当たっている場所の値がロックされます。)

また、四角形を作図するときに、ある点にスナップしたところで B を押します。すると、、、


この例では、Xサイズ がロックされ、スナップした場所に X 座標を揃えて作図することができます。

要素の選択では、次の優先選択のショートカットが良く使われるでしょう。

X:点 C:曲線 S:曲面 P:プロファイル

それぞれ曲線(Curve)、曲面(Surface)、プロファイル(Profile)の頭文字です。X は点の見た目からですね。

その他に珍しいものとして、

L:トリムされた面のみ選択

と言うものがあります。これはトリムされた曲面(Limited Surface)の「L」です。(どういう場面で使うかちょっと難しいですが。。。) 要素選択のショートカットを使うと、例えば、Windows 標準のショートカット Ctrl+A(すべて選択)と、Delete(削除)を組み合わせて、

C, Ctrl+A, Delete

と連続して操作すると、曲線をすべて削除することができます。瞬時に操作できて便利ですね!

●その他

その他には、

U/F2:再構築

が便利でしょうか。U でも F2 でもどちらでも動きます。 コンポーネントをリセットしたときなど、モデルの再構築が要求されますが、そのような場合にワンタッチで再構築することができます。 また、

Enter:コマンド適用/コマンド再実行

もなかなか便利です。 このショートカットは使われる場面で動作が異なります。コマンド実行中に使うと、そのコマンドを「適用」します。コマンドを実行していないときに使うと、「前回実行したコマンドを再度実行」します。 前者は、もちろん同じコマンドを連続して適用(実行)する場合に便利ですが、それに限定せず、OKボタンをクリックする代わりに常に Enter でコマンドを実行しても構わないでしょう。ThinkDesign では、次のコマンドを選択すると現在のコマンドは自動的に終了するので、いちいち現在のコマンドを終了させる必要はありません。 また、コマンドの終了はいつでも ESC キーで行えるので、いつも Enter、時々 ESC、とリズミカルに操作できるかもしれません。 後者は、コマンドを間違って終了してしまったときや、コマンドのパラメーターをすべてリセットしてはじめからやり直したい場合などに使うと便利です。


前回に引き続き、デフォルトで設定されているものの中からいくつかよく使われそうなものや、便利なもの、珍しいものなどをご紹介しました。 今回のものも、全部憶える必要はありませんが、もし便利に使えそうなものがあれば、有効にご活用ください。

thinknews vol.640(2020年3月19日配信)

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