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第14回: ドキュメントエクスプローラー

ThinkDesign の操作に関して、最も頻繁に寄せられる質問は何でしょうか?


それは、、、

ドキュメントエクスプローラーを非表示にしてしまった。どうしたら表示できるか?

というものです。


カスタマーケアには操作に関する様々なご質問をいただきますが、これがダントツで多い質問です。


ドキュメントエクスプローラーは、通常各ドキュメントの左にドッキングしている、モデル構造や配置条件、レイヤー、ビジュアルブックマークなどを表示する領域です。図面だと、図面構造や共有グループ等も表示されます。


しかしドキュメントエクスプローラーの右上には「閉じる」ボタンがあり、これをクリックすると、ドキュメントエクスプローラー自体が非表示になってしまうのです。


それでは非表示になったものを再度表示するには???


これは、メニューから表示します。

メニューから 表示→ドキュメントエクスプローラー と選択すると「非表示」にチェックされているはずです。再度選択するとチェックが外れ、再び表示されます。


難しい操作ではありませんが、ここに設定があることは気付きづらいかもしれません。


ドキュメントエクスプローラーはバージョン 2015 より、各ドキュメントから分離して表示することができるようになりました。また、各タブを個別に切り離して表示することもできるようになりました。


この機能を使うと、例えば、モデル構造とレイヤーと同時に表示することができます。縦長のモデル構造と横長が見やすいレイヤーをそれぞれに合った表示にすることができ、しかも同時に見ることができますね。


また、ディスプレイが複数ある場合はレイヤーのウィンドウだけ2つ目のディスプレイに移動するようなこともできます。このように機能が拡張した中に、非表示(完全に非表示)にする機能もあるのです。


ドキュメントエクスプローラーのウィンドウ上には、上の画像の非表示にする X(閉じる)ボタンの他に、


自動表示や、


その他の表示方法を切り替えるボタン(下向き三角ボタン)があります。


また、ドッキングモードの時はタイトルバーをドラッグしてフロート表示にしたり、別の場所へドッキングさせたりすることができます。

ドッキングは、この表示の出る場所に行うことができます。(グラフィック領域の上下左右にドッキング可能です。)


ところで、ドキュメントエクスプローラーの表示でお勧めなのは、自動表示 です。

これは、通常はドキュメントエクスプローラーをタブのみの小さな表示にしておき、必要なときにだけ表示するというモードです。


各タブ上にマウスカーソルを移動するとそのタブが表示されます。

このモードだと、作業領域(グラフィック領域)を広く使うことができるので、モデル構造などの使用頻度の低い人は便利ではないか思います。


また、この表示だと、モデル構造などドキュメントエクスプローラー全体は自動表示にしておいて、レイヤーのウィンドウだけを分離して表示することもできます。


様々な表示の可能なドキュメントエクスプローラーをご活用ください。


thinknews vol.656(2020年7月22日配信)

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