選択方法のその2はソリッドのエッジの選択です。
ソリッドのエッジも、1つずつクリックして選択したり、ウィンドウ選択で選択したりすることができるほか、次の選択方法を利用することができます。
輪郭 このコマンドでは、選択した面群の輪郭(外周)のエッジを選択します。
選択した面群の中に穴が明いている場合は、内と外のどちらの輪郭を選択するか、またはどちらも選択するか等、選択方法をさらに指定することができます。
ループ/ループの一部 このコマンドでは、開いたソリッド(スキン)の境界線を連続して選択します。
「ループの一部」の場合はループの始点と終点、選択する方向を指定します。
(表示される矢印をダブルクリックすると、選択する方向を反転します。)
接線連続なエッジ このコマンドでは、選択したエッジに接線連続に繋がるエッジを順次追いかけて選択します。
接続が接線連続でなくなったところで一度選択が止まりますが、その次のエッジを連続して選択することができます。
同一イベント このコマンドでは、同じヒストリーイベント(コマンド)で作成された要素を選択します。 例えば、曲面上のオフセット曲線を「関連付け」モードで作成すると、1つのコマンドで複数の曲線が作成されることがあります。
「同一イベント」の選択を使用すると、このような同じイベント(コマンド)で作成された要素のうちの1つを選択するだけで、
同じイベントで作成された複数の要素を同時に選択することができます。
エッジの選択も、ソリッドにして選択すると、各要素の繋がり情報を追いかけて選択することができるので、とても便利ですね!
thinknews vol.723(2022年2月10日配信)
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