ショートカットシリーズの第3回、今回は「連続性チェック」コマンドに関するショートカットをご紹介します。
まず、連続性チェック コマンドについて。
このコマンドは、2つの要素間の関係を調べるコマンドで、主に曲面間、曲線間の接続状況を調べるために使われることが多いでしょう。作成した形状や外部から取り込んだ形状の品質を確認するときなどによく使われます。
調べる対象は、「タイプ」ドロップダウンリストで切り替えます。
T3Japan tools の「連続性チェックの曲線/曲面切り替え」では、このタイプの選択:「曲面-曲面」と「曲線-曲線」を順次切り替えます。
つまり、実行する度に「曲面-曲面」と「曲線-曲線」が切り替わるのです。
(「ショートカット」以下の項目は、上図のようにリボンからも実行できますが、基本的にはキーボードショートカットを割り当ててご使用ください。)
さらに、連続性チェックコマンドが実行されていないときに実行すると、単に連続性チェックコマンドを起動します。
ということは、キー一つで コマンドの実行 と タイプの切り替え を実行することができるのです!
また、調べたい要素を変更する場合は、選択リストのノードのコンテキストメニューから「共にリセットする」を選択します。
これはこれで良いのですが、でも、いちいち選択リストまでマウスカーソルを移動するのは面倒かもしれません。その際に便利なのが「連続性チェックで両方リセット」です。
これもキーボードショートカットを割り当てて実行すると、ワンタッチで選択をリセットすることができます。
連続して次々と違う場所の要素を調べる際に便利でしょう。
連続性チェックをよく使用される方は、どうぞご利用ください!
オマケ:
姉妹品として、「解析コマンドの選択をリセット」があります。
このコマンドでは、解析コマンド各種の選択リストから、コンテキストメニューの「リセット」を実行します。
要素サイズや、曲率、抜き勾配解析等、多くのコマンドに対応しています。
こちらもあわせてご利用ください。
thinknews vol.811(2024年7月19日配信)
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