ショートカットシリーズの第4回、今回は、各種の切り替えに関するショートカットをご紹介します。
(「ショートカット」以下の項目はリボンからも実行できますが、基本的にはキーボードショートカットを割り当ててご使用ください。)
1つ目は、「UV切り替え」。
これは、アイソパラメトリック曲線 コマンド、または、曲面の分割 コマンド で、実行する度に Uパラメーター と Vパラメーター を切り替えます。(それ以外の項目が選択されていた場合は Uパラメーター になります。)
広い画面で使用しているとき、左上に表示される選択リストが「遠いなぁ」と感じることがあるかもしれません。そういうときに便利です。
2つ目は、「配置の逆方向/同一方向切り替え」。「ショートカット2」以下にあります。
これは、配置コマンド の「逆方向」と「同一方向」を切り替えます。
この切り替え自体は、コンテキストメニューから行うこともできるのですが、
でも、キーボードショートカットでできれば、さらに簡単で便利ですね!
3つ目は、「徐変フィレットの始終点反転」。
名前の通り、フィレットコマンドで徐変した場合の、始点と終点の値を反転します。
ソリッドの「エッジフィレット」コマンドだけでなく、曲面の「ダブルフィレット」コマンドでも有効です。
自動で値が入れ替わるので、手動で入力し直すときのような、「前の値いくらだっけ?」と思うようなことはありません。
そして4つ目は、「クイックフィルターの順次切り替え」。
クイックフィルター というのは、編集 タブの 選択 グループ内にある、この切り替え項目です。
面を選択するかソリッドを選択するか、コンポーネントを個別に選択するか、最上位のコンポーネントを選択するかを切り替えます。
このショートカットでは、面 → ソリッド → 個別コンポーネント → 最上位のコンポーネント → 面 → ソリッド 、、、と順次切り替えます。
今回ご紹介したものの中では、「配置の逆方向/同一方向切り替え」と「クイックフィルターの順次切り替え」は特にアセンブリで作業する際に便利かもしれません。アセンブリ作業の多い方は、どうぞご利用ください!
thinknews vol.814(2024年8月23日配信)
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