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第69回: ビジュアルブックマーク

ビジュアルブックマークはご利用でしょうか?

ビジュアルブックマークは、名前の通り、現在のビューを保存し、後で再利用することができる機能です。


ビジュアルブックマークにはビューの情報だけではなく、その他様々な情報を保存することができるのをご存じでしょうか?

今回はその中から便利そうなものをいくつかご紹介します。


●ワークプレーンの位置

選択リストから キャプチャー設定 を展開すると、ワークプレーンの位置 を選択することができます。


この項目にチェックすると、ビジュアルブックマーク作成時のワークプレーンの位置を保存します。


ビューの表示データ等とともに保存すると、ビュー方向も保存されます。そのため良く作業する場所に、ワークプレーンの設定とともにすぐに戻れて便利ですね!


また、例えばワークプレーンがソリッドの面にリンクしていた場合でも、その情報が保存されます。(つまり、形状を変更して面の位置が変わっても、その変更が反映されます。ソリッドや面と関係無く、ワークプレーンの位置と方向だけが保存されるわけではありません。)


●フィーチャーの有効/無効

キャプチャー設定 以下から 詳細 を展開すると、フィーチャーの有効/無効 など、さらにいくつかの項目を選択することができるようになります。


フーチャーの有効/無効 の項目にチェックすると、現在のフィーチャーの状況を保存します。

例えば、穴ありの場合と、穴無し(=穴を抑止)の場合を保存すると、


両者をワンタッチで切り替えることができます。


●スプレッドシート変数

この項目にチェックすると、現在の変数の状態を保存します。


例えば、変数 H = 30 の時と 50 の時を保存すると、


これも両者をワンタッチで切り替えることができます。



このように、ビジュアルブックマークは、単にビューを切り替えるだけでなく、モデルの状態を切り替えることもできるのです。


ビューの変更も合わせると、いろいろ便利に活用できるのではないかと思います。皆様是非ともご利用ください。


thinknews vol.835(2025年2月7日配信)

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