ビジュアルブックマークはご利用でしょうか?
ビジュアルブックマークは、名前の通り、現在のビューを保存し、後で再利用することができる機能です。

ビジュアルブックマークにはビューの情報だけではなく、その他様々な情報を保存することができるのをご存じでしょうか?
今回はその中から便利そうなものをいくつかご紹介します。
●ワークプレーンの位置
選択リストから キャプチャー設定 を展開すると、ワークプレーンの位置 を選択することができます。

この項目にチェックすると、ビジュアルブックマーク作成時のワークプレーンの位置を保存します。

ビューの表示データ等とともに保存すると、ビュー方向も保存されます。そのため良く作業する場所に、ワークプレーンの設定とともにすぐに戻れて便利ですね!
また、例えばワークプレーンがソリッドの面にリンクしていた場合でも、その情報が保存されます。(つまり、形状を変更して面の位置が変わっても、その変更が反映されます。ソリッドや面と関係無く、ワークプレーンの位置と方向だけが保存されるわけではありません。)
●フィーチャーの有効/無効
キャプチャー設定 以下から 詳細 を展開すると、フィーチャーの有効/無効 など、さらにいくつかの項目を選択することができるようになります。

フーチャーの有効/無効 の項目にチェックすると、現在のフィーチャーの状況を保存します。
例えば、穴ありの場合と、穴無し(=穴を抑止)の場合を保存すると、

両者をワンタッチで切り替えることができます。

●スプレッドシート変数
この項目にチェックすると、現在の変数の状態を保存します。

例えば、変数 H = 30 の時と 50 の時を保存すると、

これも両者をワンタッチで切り替えることができます。

このように、ビジュアルブックマークは、単にビューを切り替えるだけでなく、モデルの状態を切り替えることもできるのです。
ビューの変更も合わせると、いろいろ便利に活用できるのではないかと思います。皆様是非ともご利用ください。
thinknews vol.835(2025年2月7日配信)
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