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第83回: 連続性0:折れたセグメント

  • 5月22日
  • 読了時間: 2分

以前の 第71回:連続性 の回で、「連続性」について解説しました。この回では、曲線間の連続性、つまり、要素と要素の間の連続性について説明しています。


一方、その後の回の解説などで特に明示して説明はしていませんが、連続性 は1つの要素の中にもあります。これは、要素情報コマンドで確認することができます。


この 連続性 は、要素内部の セグメント間の接続 を示しています。


要素内部の連続性も、要素間の連続性と同様、0から始まり、1、2、3、、、 と増えていきます。連続性に「0」があるということは、「位置のみ連続していて相互に折れている」状態がある、ことを示しています。


要素の内部で折れている?

そう、連続性0の要素は、要素の内部で折れているのです。


このような要素は、例えば複数の線分を一本化すると作ることができます。内部で折れている要素は、要素情報で「尖点」を選択することができ、チェックすると、連続性0(=折れている場所)が表示されます。


そして折れている曲線から曲面を作成すると、その曲面も内部で折れた曲面になってしまいます。


ThinkDesign 内ではセグメント間の連続性が0の要素があっても問題はありませんが、中にはセグメント間の接続が折れている要素を認識できなかったり、その場所で分割してしまったりするソフトウェアもあるようです。分割するのはまだしも、認識できないのはデータを渡す際など少し困りますね。。。


実際のところ、ThinkDesign 内での取り扱い自体には問題ないとは言え、内部で折れている要素はあまり好ましくありません。要素内部も滑らか(スムーズ)であるに超したことはないのです。


このような要素の処理にはいくつか方法がありますが、例えば、折れている場所で 分割 することができます。


分割には 曲線の分割 コマンドを使用します。モード にて、セグメントの接続点 を選択すると、セグメントの接続点が画面に表示されるので、分割したい場所を選択します。(曲面の場合も同様です。)


要素を分割した場合、要素は複数に分かれますが、全体の形状自体は変わりません。

必要に応じて分割してご使用ください。


オマケ:

内部で折れている曲面は表示が不自然になる場合があります。


このような要素は、要素のプロパティ曲線/曲面 ページの 不連続点を表示する尖点 モードで選択すると、


テセレーションやアイソパラメーター線の表示が折れている場所(尖点)を考慮するようになり、見た目の表示品質が向上します。

thinknews vol.884(2026年4月6日配信)

 
 
 

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