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第48回: ワークプレーンとプロキシ

更新日:2月5日

作業中にワークプレーンは頻繁に使用すると思います。

ワークプレーンの操作方法については以前 こちら で取りあげましたが、その他にも、ワークプレーンにはいくつか設定項目があります。


例えば、システムオプションの 座標系→外観 ページで、

ワークプレーンの表示を変更することができます。


その他、座標系 ページでは「プロキシ」の表示設定を行うことができます。


プロキシ」とは、画面の右下に表示されるワークプレーン座標系です。

デフォルトの「自動」では、ワークプレーンが画面の外に出たときにのみプロキシが表示されます。「その場とプロキシ」では、ワークプレーンの位置にかかわらず、常にプロキシが表示されます。このあたりはお好みに合わせて設定してみてください。


ビューを回転するとそれに応じてプロキシの方向も変わります。プロキシを表示しておくと、常にビューの方向が分かって便利ですね!


また、ワークプレーンは、コマンド中で参照要素として直接選択することができます。

例えば、投影線コマンドで、

投影方向としてワークプレーンの軸を選択して指定することができます。


また、ワークプレーンの面を直接選択して平面(投影平面)を指定することができる他、

Z 軸を選択して XY 平面、X 軸を選択して YZ 平面、Y 軸を選択して XZ 平面を指定することができます。

(平面の指定時は、選択した軸に垂直で原点を通過する平面が指定されます。)


方向や平面の指定は、グラフィック領域内のワークプレーンを直接選択する他に、プロキシの各軸を選択して指定することもできます。


どうぞご活用ください。


thinknews vol.768(2023年5月12日配信)

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